今は答えのない時代になっています。明日何があるかわかりません。新しい技術が出てきて、今の産業が一気に衰退するかもしれませんし突然のトラブルに見舞われることもあります。だから学校のテスト勉強のように暗記する力ではなく、柔軟に考える力を問われる時代になっているのです。
そして、考える力を養うために大事なことが学び続けることです。考える力は新しい知識を入れ続け、その知識の掛け算をすることで上がっていきます。学び続ける人こそこれからの時代を生き残れるのです。
学ぶ前に変えてほしいことがあります。それは学びに対する考え方です。学び=つまらないものという考えを捨ててほしいのです。何を学ぶかの前に、学ぶことは楽しい、役に立つというマインドを身につけましょう。何を学ぶかはその後で問題ありません。
そのためには、そもそも何のために学ぶのかを決めましょう。人は意味がないことはしたくないのです。これと同じで、学ぶということにも理由が必要です。あなたにとってこの理由なら頑張れるというものを見つけましょう。
まず、知識には時間が経つと使えなくなるものと一生使えるものがあります。
期限付きで何度も新しく仕入れなければならない知識よりも一生使い続けることができる知識を優先して身につけたほうがお得です。今から学ぼうと思うなら特にコミュニケーションから学ぶことを強くお勧めします。
ただ、すぐに稼ぎたいなら流行もしっかり学んでおく必要があります。流行っていくものを押さえることでいち早く多くのお金を手に入れることができるのです。
そして、お金に困りたくなければ、お金について学びましょう。お金を稼ぎたいと思っているのに、お金について学ばない人が多すぎるのです。お金について最低限の知識は押さえておきましょう。
人生偏差値とはその人の魅力そのものです。人生偏差値が高い人は付き合う人のレベルが上がります。人が変われば集まってくる情報も変わります。情報が変わればビジネスチャンスが生まれ、ビジネスチャンスをつかえばお金を増やすこともできるでしょう。
人生偏差値を上げた人こそ、これからの世の中で勝ち抜くことができるのです。人生偏差値を上げるには「人並み以上に経験を積む」か「頭がおかしいと言われるような特別な経験をする」かのどちらかです。
人並みの努力ではなく人並み以上の努力、それも「そこまでは真似できない」というほど徹底した努力が、人生をうまくいかせるためのコツなのです。
もう1つの「頭がおかしいと言われるような特別な経験」も、周りから見て魅力的で応援したくなります。
人生偏差値はいつからでもあげることができます。人生偏差値を上げると決めて行動さえすればいつでも上げることができるのです。
私は人生で最も価値があることが経験だと考えています。
より多くのことを経験し語れることを増やしていく。たくさん失敗し、傷だらけになってみる。もちろん誰だって痛い思いなんかしたくありません。しかしその痛い思いこそ、人生偏差値を大きく上げてくれるポイントになるのです。人生で最大の失敗は失敗をしないことなのです。
失敗してボロボロの人生を作ってください。ボロボロで語れるネタが多いほど、あなたの人生偏差値が向上するはずです。人生はネタ作りなのです。語れるストーリーを増やし、人生偏差値を上げることこそ、長い人生でお金を稼ぎ続けるために大事なことなのです。
良質なインプットはお金に困らない人生を手に入れるための重要なポイントです。特に効果的なインプットは「読書」をすることです。なぜなら、読書は最も効果的かつ短時間に、良質な知識を得ることができるからです。
その上で、私がすすめている読書法は、本をボロボロにしまくる方法です。むしろいかにボロボロにするかにこだわったほうがいいです。そして読んだ書籍の内容は、スマホのメモ帳に残すようにしています。ボロボロになるまで読んで、メモを残す。そんな読み方をしてはいかがでしょうか。
異業種の人の話を聞くことでアイデアが掛け算されて成果が上がったり、悩みが解決したりということはよくあります。自分の専門分野だけ学んでいたら見えなかったことが、異業種の方から話を聞くことで新たに見えてくることが多々あるのです。
普段の自分のコミュニティの外の人たちに出会うと、いかに自分の能力がまだまだなのか、自分の作り出している結果が大したものではないか、ということを思い知らされます。
ですが、まだまだ未熟だと思うから成長できるのです。頭を叩かれるような経験をした方が人生偏差値も上がり、より魅力的になります。積極的に異業種の人と出会い、自分の居心地の良いエリアの外にある体験をたくさんしましょう。
一度覚えたら忘れなくなるインプット法があります。それは「体験」が伴ったインプットです。
人は、教えられたことを忘れてしまうけれども、自分で体験し、自分で気づいたことは覚えています。受動的な学びには限界があるのです。だから、インプットで大事なことは「体験」を伴わせるということなのです。
今ほど無料で学ぶことが簡単な時代はないでしょう。いきなり高い金額を出す必要はありません。まずは無料のセミナーから参加して学びを「体験」してみてはいかがでしょうか。
自分の学びをお金に変えていきたいと思っている場合、売り方を学ぶ必要があるのですが、売り方について手っ取り早く学ぶ方法があります。それはあなた自身が広告に乗っかって、実際に購入してみるという方法です。
売り方について学ぶためにも、量をこなす必要があるわけですが、お金と時間をかけて研究された手法を手っ取り早く大量に学ぶことができるのが、人の広告に乗っかってみるという方法なのです。
インプットの質を高めるためにやってほしいことがあります。それがアウトプットです。
人はアウトプットを前提にインプットすると、集中力が増し、深く理解しようとします。ただ学びっぱなしにするよりもはるかに記憶が深まるのです。まずは何よりアウトプットしてみることが最も大事です。
実際に人と会ってアウトプットするのも大事です。人と直接会う事で一方的に情報発信するだけでなく、意見交換をするので、思考も深まり、学びの価値が高まるからです。
オンラインであれ、オフラインであれ、人と共にいて、お互いにアウトプットすることは非常に価値が高いです。だからこそ、より良質なアウトプットをするために、学びに貪欲な「コミュニティ」に属すると良いでしょう。
思考は現実化します。難しいと思っていることは難しくなります。難しいと思っているから、難しいと思えるための情報を集めてしまうのです。
多くの人は完璧なスタートを望みます。しかし完璧だと思ってスタートしても、実際には完璧になっていないことの方が多いです。完璧を求めてしまうと結局動けずに、時間ばかり浪費してしまうのです。
ノーリスクで始められることはとりあえずやってみよう。成功という大きな山を拡大してみると、失敗という石ころによって出来上がっています。たくさんの失敗の積み重ねが、成功を作り出すのです。そして、その失敗は、後々の財産になります。
失敗した時には「あとで話せるネタができた」と喜びましょう。人生に無駄なことなんて何もないのです。だから、コストをかけずにできることはすぐ実践しましょう。何か学んだらすぐに行動してみましょう。お金にできないか挑戦してみましょう。学びをお金に変える第一歩は、みんな不格好なものなのです。
ビジネスに失敗はつきものです。順風満帆にすべてがうまくいくと思うのは大きな間違いでしょう。大事なのは、失敗しないことではなく、失敗から何を学ぶかです。もっともやってはいけないことは、同じ過ちを繰り返すということです。
うまくいかなかったポイントは、必ずリストアップしていきましょう。どんな些細なことでも構いません。すべて記録していくのです。人間は忘れる生き物ですから、記録しなければ、せっかくの失敗という貴重な学びの機会も失われてしまいます。そこから改善に努めていくわけですが、ここで大事なポイントがあります。それは対症療法にとどまらず、根本治療を行うということです。ダメなものはダメだと認識をして、根本的な対処をしなければ、同じ問題を繰り返してしまいます。
うまくいかなかった原因は財産です。成功の再現性は100%ではありませんが、失敗の再現性は100%だからです。つい新しい取り組みをしたくなってしまいますが、先にやるべきことは改善です。
ビジネスの根底にあるのは人を大事にする気持ちです。どれだけお客様との信頼を築けていけるかが、大事なポイントなのです。
「とにかく早く結果を出したい」という気持ちはわかりますが、地に足をつけて、自分の情報発信に目を留めてくれる方との関係性を大事に作っていきましょう。
そしてもう1つ考えるべきことは、あなたが学んだことを必要としている人はどこに居るのかということです。
お客様がいないところで商売をしても、残念ながらお客様は来ません。あなたがこれから学びをお金に変えていくために、あなたが学んだことを必要としている人が「どこにいるのか」を考えなければならないのです。
これから学びをお金に変えていこうというときに、多くの人は、どうしたらお金がもらえるかばかり考えてしまいます。しかし、本当に考えなければならないのは、その逆。「どんな時にお金を払いたくなるか」です。自分が最も自分のサービスを好きであること、これがお金をいただくために大事なことです。
あなたがビジネスをするなら、お金をいただくということの概念を変える必要があります。
ビジネスにおける売上とは、お客様からの感謝の集大成なのです。感謝の集大成としてお金を受け取っているビジネスが、喜ばれるビジネスになり、長く続けることができます。これを忘れないことです。
お金を支払ってくださるお客様に感謝し、その支払ってくださっているお金以上のサービスを提供する。そうして初めて、ビジネスは長くうまくいくのです。自分で自分のサービスにお金を支払いたいと思わなければ、人からお金をいただくことなんてできません。自分が顧客であるときに、喜んで感謝してお金を支払うことができるか?すべてはここに尽きるのです。そして、もっと喜んでもらいたいなら、学び続けなければなりません。
学びをお金に変える一番の方法は、周りに感謝され、喜ばれるビジネスを構築すること。きれいごとのように思われるかもしれませんが、それがもっとも大事なことなのです。
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