私には、二人の父がいる。金持ちの父と貧乏な父だ。
一方の父は実の父で高い教育を受け、知的な人だった。三つの大学をはしごし、どの学校でも成績優秀だったため、授業料はすべて奨学金でまかなうことができたそうだ。
もう一人の父は親友マイクの父でハイスクールすら卒業していない。
二人の父はどちらも生涯を通じてよく働いた。二人とも仕事はうまくいっていて収入もけっこう多かった。それなのに、一方の父は死ぬまでお金に苦労した。そして、もう一方の父はハワイで最も裕福な人間の一人になった。
私の二人の父は何かにつけて全く正反対の考え方をしていた。一方の父はわずかな金を貯めるのにあくせくし、もう一方はどんどん投資を増やしていった。
存在感の強い二人の父親のもとで育った私は「頭の中の考えがその人の人生を作る」という言葉が本当であることを知った。
九歳のとき、私はお金に関しては金持ち父さんの言うことを聞こうと心に決めた。金持ち父さんは私が九歳のときから三十九歳になるまでの三十年間、私を教育してくれた。
三十年後、私は金持ち父さんが教えてくれたことはわずか六つであることに気づいた。数は少ないが大切な六つの教え。金持ち父さんは三十年間にわたりそれを繰り返し私に教えてくれていたのだ。
この本は、その六つの教えについて書いたものだ。
これらの教えは、金銭的に豊かになるための「解答」ではなく「指針」として受け止めてほしい。
金持ち父さんはとても大切なことを私に教えてくれた。それは、金持ち父さんと、金持ち父さんのもとで働く人や私の「貧乏父さん」とを分ける決定的なものの考え方だった。
その後、高い教育を受けた実の父がお金に苦労し続けているあいだに、「金持ち父さん」がハワイ一の金持ちになったのはこの考え方のおかげだった。
これこそ、人生に大きな違いをもたらす唯一無二の考え方だと言える。
中流以下の人間はお金のために働く
金持ちは自分のためにお金を働かせる
というものだ。金持ち父さんはこのことを何度も繰り返し私に教えてくれた。私はこれを「第一の教え」と呼んでいる。
金持ち父さんは、金持ちはお金が単なる幻想にすぎないことを知っていると言った。つまり、お金は馬の目の前にぶら下げられたニンジンそのものなのだ。
何十億という人が、この幻想にすぎないお金を実体のある「本物」と信じているのは、恐怖と欲望のせいだ。お金は作られたものにすぎない。
トランプのカードで作ったお城が立ち続けていられるのは、大衆が幻想を信じ、本当のことを知らないでいるからにすぎない。
金持ち父さんは、アメリカがとっている「金本位制度」について話してくれた。それによると、どの紙幣も実際に銀と交換可能な証券としての意味を持っているということだった。
金持ち父さんが心配していたのは、いつか金本位制度がなくなって、アメリカドルと、有形で本質的に金銭価値を持つものとの交換ができなくなるという噂があることだった。
「もしそうなったら世の中はおおさわぎになるぞ。
中流以下の人たちやお金のことを何も知らない人たち、つまりお金に本当の価値があり、会社や政府が自分たちのめんどうをみてくれると信じている人たちは、間違った考えを信じているという、ただそれだけの理由で生活をめちゃめちゃにされてしまうんだ」
マイクと私はこのとき金持ち父さんが話してくれたことを完全に理解したわけではなかった。だが、年月がたてばたつほど、その言葉の意味がよくわかるようになった。
私は最近、多くの人がお金の心配ばかりしていて、もっと偉大な富、つまり「教育」に心を砕こうとしないことに懸念をいだいている。
柔軟性を持って新しいものを喜んで受け入れ学び続けるならば、人は変化を乗り越えるたびにどんどん裕福になっていく。
お金があればすべての問題が解決すると思っている人は、これから先、苦労するだろう。問題を解決し金を生むのは頭脳だ。ファイナンシャル・インテリジェンス(お金に関する知性)の乏しい人が持っているお金はすぐになくなる。
「まず何をしたらいいですか?」とか「手っ取り早く金持ちになる方法を教えてください」と聞いてくる人は、みんな私の答えを聞いてがっかりする。私の答えはかつて金持ち父さんが私に教えてくれたのと同じだ。
金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならない
これが私の答えだ。
いまでも「家は資産ではない」と言うと反論されることがある。多くの人にとって家は「夢」であり、最大の投資だということは私も知っている。
持ち家を所有することにともなう「損失」の中で最大のものは、それによって大切なチャンスが失われることだ。
家にすべてのお金をつぎこんでしまったら、あとは前にもまして一生懸命に働くしかない。というのも、家にかかるお金が支出としてどんどん出て行く一方で、資産の欄には何も貯まらないからだ。
私は家を買うなと言っているわけではない。資産と負債の違いを理解するべきだと言っているのだ。今より大きな家がほしいと思ったら、私はまず、その家を買うのに充分なキャッシュフローを生む資産を買う。
富を築くための第一歩として次のことをしっかり心に刻んでおこう。
金持ちは資産を買う
貧乏人の家計は支出ばかり
中流の人間は資産と思って負債を買う
経済的な安定を確保しようとするなら、自分のビジネスを持つことが必要だ。自分のビジネスは「収入」ではなく、「資産」を中心に展開する。金持ちになるための第一の秘訣は、資産と負債の違いを知り、資産を購入することだ。
これまでやってきた昼間の仕事はそのまま続けながら、本当の資産、つまり自分では資産と思っていても実際は負債だったり、買った時点で大きく価値が減少してしまうような消費財ではなく、利益を生む本当の資産を買い始めることだ。
私があなたやあなたの子供たちに買うように勧める資産とはどんなものだろうか。私が考える「本当の資産」を次にあげてみよう。
1.自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス
2.株
3.債権
4.収入を生む不動産
5.手形、借用証書
6.音楽、書籍などの著作権、特許権
7.その他、価値のあるもの、収入を生み出すもの、市場価値のある物品など
じっくり時間をかけて投資をして自分自身のビジネスを築き上げたら、いよいよ、金持ちになる最大の秘訣ー金持ちが「その他大勢」から抜け出し先を行くための秘訣ーを学ぶ準備が整ったことになる。
個人ではできないが会社ならできる、ということはたくさんある。たとえば、税金を払う前に収入から経費を支払うといったことだ。
会社に雇われている人は、稼いだ収入から税金を引かれ、残ったお金で生活をやりくりする。一方「会社」は収入を得たら、そこから経費を差し引き、残ったお金に税金が課される。これが金持ちが利用する最大の合法的な税法の抜け道の一つだ。
金持ちは、債権者から資産を守るために会社や信託といった仕組みを利用して財産の大部分をうまく隠している。だから、たとえ金持ちを相手に訴訟を起こしても、彼らは合法的な保護によって何重にも守られているため、むだ手間になることが多い。
金持ちはすべてを動かしているが、所有しているものは何もない。反対に、中流以下の人間はすべてを所有しようとして、結局はそのすべてを政府や、自分と同じ中流以下の人間への支払のために失う。
あなたの経済状態を改善するための戦略の一つとして、会社を所有し、自分の資産をすっぽりおおってしまうことを強くお勧めする理由がわかっていただけただろうか?
「ファイナンシャル・インテリジェンス」を形作る四つの主な専門知識をあげておく。
1.会計力:ファイナンシャル・リテラシー(お金に関する読み書き能力)。数字を読む力。ビジネスあるいは投資を築くのに不可欠なスキル。
2.投資力:お金がお金を作り出す科学。
3.市場の理解力:市場が需要と供給の科学であることを理解する。
4.法律力:会計や会社に関する法律、国や自治体の法律に精通していること。合法的にゲームするのが一番だ。
その対象が家であれ、大きなアパートであれ、会社であれ、また株や債券、投資信託、貴金属であれ、はたまたベースボールカードであれ、物を売って富を築こうとするときに必要なのは、いまあげた四つの技術を組み合わせた「基礎的な土台」だ。
投資家には次の二種類がある。一つめは一番よく見かけるタイプの投資家で、あらかじめパッケージ化された投資を買う人たちだ。
二番目のタイプの投資家は投資を自分で作り出す人たちだ。このタイプの投資家は取引をゼロから作り出す。
二番目のタイプの投資家になりたい人は、次の三つの技術を伸ばす必要がある。
1.ほかの人が見過ごすチャンスを見つける技術
2.資金を集める技術
3.頭のいい人間を集めて組織する技術
あなたにとって最大の財産は、あなたの知識であり、「知っていること」だ。反対に最大のリスクは「知らないでいること」だ。
どんなことにもリスクはつきものだ。だからこそ、それを避けるよりもうまく乗り越える方法を学ぶことが大切だ。
世の中には、才能があるのに貧乏な人たちがあふれている。彼らが貧乏だったり、経済的に苦しんでいたり、才能に見合わない収入しか得られない原因は、彼らが持っている知識、才能にあるのではなく、彼らが「知らない」ことにある。
専門的な技術の中でもっとも大事なのは、セールスとマーケティング、つまり売る能力だ。その基本にあるのは、他人と意思を疎通させる能力だ。人生で成功するのに必要不可欠なのは、書く、話す、交渉するといったコミュニケーション能力だと言ってもいい。
高い教育を受けた父はいつも、「お金があまったら、それをあげる」と言っていた。問題は、お金があまるなんてことは一度もなかったことだ。「与えよ、さらば与えられん」という一番重要なお金の法則を信じることなく、「もらってから与える」という考えにとらわれ続けた。
成功のために必要とされる主な管理スキル
お金の流れは読めるようになったのに、多額のキャッシュフローを生み出す可能性を持つ資産を増やすことができない人にとって、次の五つの障害が考えられる。
損をすることが怖いのはあたりまえだ。その恐怖はだれもが持っている。金持ちだって同じだ。問題なのは恐怖を持つことではなく、それに対する対処のしかただ。
金持ち父さんは、失敗してもそれが自分をより強く、より賢くしてくれることを知っていたのだ。たとえ負けてもそれを受け入れ、勝利に変えるのが彼のやり方だった。
失敗をこやしにしてやる気を起こす者が勝者となり、失敗によって打ち負かされる者が敗者となる。負けることを「嫌う」ことと、それを「恐れる」ことの間には大きな違いがある。
もし金持ちになりたいという気が少しでもあるのなら、焦点を絞らなければだめだ。損をするのがどうしてもいやなら、安全策をとればいい。ただし、そうするならばスタートを早く切ることだ。そういう人がお金を貯めるには時間がかかるから、早くから巣に卵をせっせと貯めこまなければいけない。
多くの人がお金に困った状態から抜け出せず、安全策しかとれないでいる大きな理由は、疑いの気持ちと臆病風のせいだということだ。本当は思い切ってやれば金持ちになることは簡単なのに、疑いの気持ちのおかげでいつまでも貧乏のままでいる。
批判が人の目を見えなくする一方、分析は人の目を開いてくれる。
口では「忙しい、忙しい」と言いながらも、心の底では自分が何か大切なことを避けようとしているのだということがわかっている。
「本来はこうあるべきなのに」とわかっているのに、それを避けている自分にきづいたときにはいつも、「それをしたらどんなプラスがあるだろう?」と自問しよう。そして少し欲張りになることだ。それこそが怠け心につける最良の薬なのだから。
自分にプレッシャーをかけて原動力にする。
「きみのお父さんはいつ、請求書の支払いをするかい?」金持ち父さんが聞いた。
「毎月一日です」
「払ったあとお金はのこっているかい?」
「ほんの少しだけ」
「きみのお父さんがいつもお金に困っている最大の理由はそれだよ。悪い習慣にどっぷりつかっている。まずほかの人への支払いをすませて、最後にいくらか残ったら、そのときはじめて自分に支払いをしているんだ」
「自分に対してまず支払いをしたとすると、そのあと、自分がお金を借りている人や税務署に対して支払いをしなければいけないというプレッシャーが強くて、なんとか新たな収入の道を見つけようとがんばることになる。『支払わなくてはいけない』というプレッシャーが原動力になるんだ。」
自分の無知を隠すために傲慢さを利用する人がたくさんいることを学んだ。
あることについて自分は知らないと気づいたら、その分野の専門家をさがすか、それについての本を見つけるかして自分で自分を教育し始めることが大切だ。
「お金の才能」を開花させるための十のステップをお教えしよう。
何かをやる「理由」あるいは「目的」は、「やりたい」という気持ちと「やりたくない」という気持ちが組み合わさったものだ。
たとえば私が金持ちになりたい理由は、私の心の奥にある「やりたい」という気持ちと「やりたくない」気持ちが組み合わさったものだと言える。強い目的意識、理由づけがなければ人生で何をやるのもむずかしい。
自分の時間やお金をどう使うか、何を学ぶかは私たちが毎日選択すべきことである。
まず選択すべきは教育に投資することだ。私は、何かを学びたいと思ったらセミナーに出席する。またCDやオーディオブックで学ぶのが好きだ。
世の中には、新しい考えが自分の考えと合わないと、あれこれ理屈をこね回したり必死で自説を弁護しようとする「知的な」人たちがたくさんいる。
このような人の頭の中にあるいわゆる「知性」は、傲慢さといっしょになって「無知」とまったく変わらないものになっている。本当の意味で知的な人たちは新しい考え方を喜んで受け入れる。なぜなら、そういう人は新しい考え方がこれまでに蓄積された考え方といっしょになって強力な武器になることを知っているからだ。
お金は情報をもとに作ることができる。次の大きな波がいつ来るか、その情報を手に入れて、早めに波に乗り、波がくずれる前にそこから逃げ出すのがいい。
だからといって、法律に反するインサイダー取引をやれと言っているわけではない。ただ、情報を手に入れるのが早ければ早いほど、少ない危険で大きな利益を得るチャンスがあるということだ。友達というのはそういった情報を交換し合うためにいる。
いまやっていることにうんざりしている人、あるいは充分なお金を稼げないでいる人、そういう人たちは、いま自分の頭の中にある「お金の作り方」を変える必要がある。
短大や大学で開かれている生涯教育学習のカリキュラムの中には、ファイナンシャル・プランニングや投資についての講座がかならずある。まず手始めとしてやってみるには、こういった講座が最適だ。
ただすべてがどんどん変わっていく現代において、あなたが何を知っているかはもうあまり意味を持たなくなっている。なぜなら、あなたが知っていることがもう時代遅れになっている場合が多いからだ。問題なのはいかに速く学ぶことができるかだ。
自尊心に欠け、金銭面でのプレッシャーにすぐ負けてしまう人は決して金持ちにはなれない。
賢いやり方はこうだ。
大事なのは、顧客の利益を最大にすることをつねに心がけるブローカーを見つけることだ。
人を管理することの本当の意味は、専門分野で自分よりすぐれている人をうまく使うこと、そして充分に報酬を与えることにある。
賢い投資家になるためには、単なる投資収益率以外に注意を払わなければいけない。つまり、元手を回収したあとにただで手に入る資産である。
何かほしいものがあると、人はお金を作り出すことではなく、借りることばかりを考える。目先のことだけを考えればお金を借りる方が簡単かもしれない。
ただ、いま楽に見える道があとになって険しい道になり、険しく見える道があとになって楽な道になることがよくある。
ファイナンシャル・インテリジェンスがあまりない人はお金に振り回される。そして、お金の方が賢くなってしまう。そうなったら一生お金のために働くことになる。
お金の主人になるにはお金より賢くなる必要がある。そうすればお金はあなたが言うとおりの事をするようになる。
ヒーローを持つことで、私たちは彼らの底知れない才能の一部を手にすることができるのだ。
ヒーローは私たちに刺激を与えてくれるばかりではない。彼らを見ていると、物事が簡単に思えてくる。
投資をひどくむずかしいことのように考え、人にもそんなふうに言う人があまりに多すぎる。そういう人には近づかないで、投資がやさしく見えるようにしてくれるヒーローをさがすことが大切だ。
何かが足りないとか何かが必要だと感じたときには、まずそれを人に与えることだ。そうすればあとになって、二倍にも三倍にもなって返ってくる。
「人間だれでもおたがいさま」と思って、自分がほしいと思うものを人に与える。私はお金がほしいからお金をあげる。そうすると、それが何倍にもなって戻ってくる。
この世の中には私たちよりずっと賢い知力が存在するものだ。自分だけの力でそのレベルに到達することもできるが、将来その力へと成長する「芽」の助けを借りた方が楽に到達できる。そのために必要なのは、自分がいま持っているものを出し惜しみせず、気前よく人に与えることだ。
金持ちになるためのスタートを切るにあたって具体的に何をしたらいいか知りたい人のために、私がかつてやったこと、いまもやっていることをいくつか簡単に紹介しようと思う。
いまやっていることを見直したら、うまくいっていないことはやめて、新しくやることをさがすようにすればいい。
投資のための新しいアイディアをさがすとき、私はよく本屋に行って、自分が知らないこと、ユニークな主題をとりあげた本をさがす。
そういう人を見つけたらランチに誘い、ちょっとした秘訣やアドバイスを聞かせてもらう。
講座やセミナーに参加する私を見て「そんなのはお金のむだだ」と言い、自分では参加しなかった友人たちは、いまでも前と同じ仕事をあくせくやっている。
売買はおもしろい。それと同時に、それが「単なるゲーム」だということも忘れないでほしい。ともかく買付申込をしてみることだ。
調査をする、申込をする、断られる、交渉する、承諾するーこういったことは人生におけるほとんどすべてのことにつきものだ。
私がこれまでに経験した不動産の投資で優良物件と思えるもののいくつかは、ジョギングをしているときに見つけた。
私はジョギングをするとき、投資をしてみようかと思っている地域を選んで走る。何度も同じところを走っていると、小さな違いに気が付く。
利益は売り方ではなく買い方によって決まる。
近所の人が十万ドルでマンションを買った。私はその部屋の隣で、ほとんど同じ間取りのマンションを五万ドルで買った。値段が上がるのを待っていると言うこの隣人に、私は「利益は買ったときに生まれるのであって、売ったときに生まれるのではない」と話して聞かせた。
「パイはまるごと買って分けろ」ということだ。たいていの人は自分の持っているお金で買える範囲のものしかさがさない。だから小さいパイしか見つからないのだ。
そして、結局一切れのパイしか買わないから、割高になる。物事を小さくしか考えられない人は大きなチャンスをものにできない。
小売り業者はたくさん買う人には喜んで割引をする。商売人はみんな、ともかく一度にたくさんのお金を消費する人が好きだからだ。だから、考えることだけは大きくするといい。
市場で株が売買されている大会社といえども、はじめはどれも小さかった。
金儲けをしたいと思ったらまず行動しなければだめだ。
さあ、こんなところでぐずぐずしていないで、いますぐ行動に移ろう!
お金とは一つのアイディア、考え方にすぎない。もっとお金がほしいと思ったら、考え方を変えればいい。重要なのは、お金に関する教育と知恵である。
所得には次の三種類がある。
経済的自由と大きな富を手に入れる鍵は、勤労所得を不労所得やポートフォリオ所得に変える能力だ。
金持ち父さんはこう言っていた。「ふつうの勤労所得は、きみたち自身が働いて稼ぐ。不労所得とポートフォリオ所得はお金がきみたちのために働いて稼いでくれる」。この小さな違いを知っていたことが、私の人生に大きな違いをもたらした。
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お金を増やす・稼ぐ基礎のバイブルとなる一冊です。働いて稼ぐという方法だけでなく、投資をして稼ぐ、副業をして稼ぐなどお金を産み出すための考え方を身につけて、資産形成の基礎をこの書籍を読んで築いていただきたいと思います。
ー榊原 正幸ー
26歳の時に読み、世の中のしくみやお金って何だろうというのを考えさせられました。考え方のベースを学べるので、「お金のことを学びたい」と思ったら第一歩として読む本ではないでしょうか。一度読んで一生使える。そんな良書です。
ー岡崎 かつひろー
投資を始めたてで、負け続けていた時にこの本と出会いました。株の「価格」に惑わされず、「価値」を見抜くことが大切ということに気づかせてくれた一冊です。お金がお金を生むとはどういうことか、投資や資産運用を考えるきっかけになる名著です。
ー森 和夫ー